ブランド説明
1912年、Walter Vogt(ヴァルター・フォクト)氏によってスイスのグレンシェンにて設立。
ブランド名のFORTIS(フォルティス)という言葉は、ラテン語で「ストロング(強い)」を意味しています。
1926年、イギリスの発明家ジョン・ハーウッドとの共同研究により、世界で初めての自動巻腕時計の開発に成功したことで世界の注目を集めます。
1990年代後半に発表された「コスモノートクロノグラフ」は、機能性や耐久性そして優れた精度など、あらゆる方面からの厳格なテストをクリアし、世界中の機械式クロノグラフの中から、宇宙空間での使用に最も適したクロノグラフとして、1994年にロシアのユリ・ガガーリン宇宙トレーニングセンターの公認時計に認定されます。
以来、FORTISの腕時計はガガーリン宇宙トレーニングセンターから飛び立つ宇宙飛行士の公式装備品として、大規模なISS開発計画をサポートし、今この瞬間も宇宙空間で時を刻み続けています。
1912年 - ヴァルター・フォクトによりスイス・グレンヘンにて創業。
1926年 - ジョン・ハーウッドとの共同開発により、世界初の自動巻腕時計を完成させる。
1937年 - 創業25周年を記念してフォルティス社初のクロノグラフが生産された。
1954年 - 機械式アラーム時計の生産、及び全世界での販売開始。
1956年 - 初の防水機械式アラーム・クロノメーターが、スイス公式時間測定技術研究所からの優れたクロノメーターに贈られる賞を受賞。
1968年 - 世界初のプラスチック時計を発表。'80年代初期には大流行を巻き起こす。
1987年 - 世界初の自動巻腕時計の製造メーカーとして、フォルティス社75周年記念の「フリーガークラシック」シリーズのニューデザインを発表。
1992年 - 初のフォルティス スペースアート モデルがロシアのプロトン推進ロケットの機内に搭載され、気象衛星と共に宇宙へ飛び立った。
1994年 - スター・シティにおいて過酷な条件下での数々のテストを受けた後、フォルティスの「コスモノート クロノグラフ」は宇宙飛行士のオフィシャルウォッチに認定された。
宇宙計画EURO-MIR?のクルーに初めてフォルティスの「コスモノート クロノグラフ セット」が手渡され、宇宙ステーション以外でも使用された世界初の自動巻クロノグラフとなった。
1995年 - アレクサンダー・パリンゴとアレクサンドル・グアナエフは二人乗りのMIG-25PU機で、フォルティスのクロノグラフと共に、30,500mの世界最高高度の記録を達成。
1997年 - フォルティスの「コスモノート クロノグラフ」は、ドイツ・ロシア宇宙計画MIR 97のオフィシャルウォッチに認定された。
1998年 - 世界で初めて、機械式アラーム搭載の自動巻クロノグラフを開発。
2001年 - フォルティス社の宇宙 飛行士用機械式クロノグラフ 開発の貢献に対し、スペースエージェンシー・ロスコスモスから勲章が授与された。
2002年 - フランス人パイロット、フレッド・ノートはフォルティスの「B-42プロ クロノグラフ」を着用し、ヘリコプターAS 350B型“ECUREUIL”によって12,954mのヘリコプターでの世界最高高度記録を樹立した。
2003年 - 新シリーズ「B-42コスモノート」の発表。
2004年 - フォルティスのクロノグラフが“European Aviation Watch of the Year”を受賞。
2006年 - ISS(国際宇宙ステーション)の完成増幅工事とESA研究モジュール“コロンブス”計画をサポート。また、グリーンランドの氷原下に眠る第二次世界大戦時の不時着飛行機発掘プロジェクト“Lost-squadron”にスポンサーとして参加し、発掘と再飛行計画をサポートしている。
2007年 - ブランド創立95周年を迎え、 フォルティスを代表するフリーガー シリーズの限定モデルを発表。
2009年 - 有人火星探査ミッションのシミュレーション“MARS 500”において、6人のクルーによる105日間のテストシミュレーションを実施。フォルティスがオフィシャルサプライヤーをつとめる。
また、「スペースリーダー by Volkswagen Design」がシカゴ建築デザイン博物館によるグッド・デザイン賞を受賞。同モデルはドイツ連邦デザイン賞2010にもノミネート。さらにレッド ドット・デザイン賞、iFデザイン賞も受賞。
2010年 - 6月3日、模擬火星旅行実験“MARS 500”の520日間に及ぶ本格的なシミュレーションがスタート。オフィシャルサプライヤーとして「B-42ブラック MARS 500 リミテッド」を製作。
2011年 - 「B-47ブラックモンスター」がグッド・デザイン賞2011を受賞。
2012年 - 100周年を記念して、2つのパワーリザーブ表示と第二時間帯表示、AM/PM表示を持つキャリバーF2012を搭載した新しいクロノアラームGMTを発表。最高傑作「F-43フリーガー クロノアラームGMT」が誕生した。